子どもの問題には「発達」という、子どもだからこその課題があります。そして、その発達は、一段ごと進み、その道のりの中で課題が残ってしまうことで問題が表面化します。
このメソッドは、その残った課題を片付け、育ち直しによって問題を根本的に解決する考え方と方法です。 特に発達の課題は「からだ」に残ります。また、そのからだの発達の基盤は、生後約1年間の中で育ちます。
この育ち直しは、生きる力の基である、「からだの育ち直しにより、認知、言葉、社会性などの問題を改善、解決する方法」です。
「首が座っている」ように見えているのは、筋肉が張っているだけかもしれません。その「寝返り」は正しく身体を使ってできているでしょうか。「ずりばい」「ハイハイ」の時期が少ないと、その間に学ぶ身体の使い方が身に付いていないかもしれません。
ポルカドットでは個々の課題を見極め、あそびの中で残っている課題をクリアにしていきます。
●発達のピラミッド
「からだの発達」という基盤が育ち、その上に言葉、思考、社会性の育ちが積みあがっていく。からだの育ちに大切なことは、
・健康であること(呼吸・睡眠・食事と消化・排泄が安定することが大切)
・感覚(固有感覚・前庭感覚・触覚など)や身体機能(特に首の座り~自立歩行)の育ちが十分であること。
●リ・バースメッソドの生みの親、伊藤昌江先生のご紹介
・NPO法人発達ケアネットワーク代表
・東京音楽大学卒業
・日本の大学で音楽療育法を学び、ドイツ、イギリスで音楽療育、治療教育、発達学を学ぶ。
・音楽療法が縁で宇佐川浩先生と出会い、感覚統合を学び感銘を受け師事する。
平成15年より、音楽療法、感覚統合、治療教育を軸として、児童発達支援事業の運営を始め、子どもと保護者の支援を行ってきた。その数すでに数万人を超える。
発達グレーゾーンの子どもの急増と彼らへの支援が大きく遅れている現実を知り、会社を譲渡し独立。子どもの専門支援者養成講座をはじめ、人材育成に励んでいる。
●伊藤先生から
身体作りが全ての発達の土台となっていることを理解し、安全で心のこもったおやつや自然体験などを通じ、子どもたちの心身を豊かに育てることを、とても大切にしているプログラムを拝見し、数ある事業所の中でも、本物の児童発達支援を提供できる数少ない拠点になると確信しました。 そしてきっと、子どもだけでなく、保護者にとっても必要とされることと思います。